落ち着きと深みを兼ね備えたレフトハンドモデル
今回ご紹介するのは、パネライ「PAM01655」、通称“レフティ”モデルに合わせて製作したオーダーストラップです。リューズが左側に配置されたユニークな設計に対し、クラシカルで深みのあるブラウンカラーを選択。左右非対称の存在感に、革本来の美しさを加えることで、印象的な1本に仕上がりました。

クロコダイルに施したパティーヌとガラス仕上げ
素材には艶感とムラ感のバランスが美しいパティーヌ仕上げのクロコダイルレザーを採用。さらに表面にはガラス仕上げを施すことで、光を受けるたびに複雑な色彩が浮かび上がり、ストラップ全体に奥行きを持たせています。カラーはアンバー系の濃淡が映えるブラウンを基調にしています。

同系色ステッチとディテールの統一感
ステッチにはレザーと調和するゴールドブラウンを使用。遊定革や尾錠周りのコバ処理まで一貫してブラウン系でまとめることで、全体の統一感を高めました。ガラス加工の艶と、パティーヌによるグラデーションが絶妙に調和し、時計の個性を引き立てます。

実用性と高級感を両立する一本
革の強度・厚み・しなやかさを適正に保ちつつ、装着感の良さにも配慮。美錠には松下庵ロゴ入りのステンレス製オリジナルバックルを採用し、実用性も確保しています。パネライのような大型ケースの時計とも自然に馴染む、完成度の高い仕上がりです。