モーザーのベンタブラックに墨染クロコダイルストラップを装着した全体画像

今回は、H.モーザーの名作「エンデバー・センターセコンド コンセプト ベンタブラック」に、墨染クロコダイルのオーダーストラップを装着した事例をご紹介します。

ブランドロゴもインデックスもない、究極のミニマリズムを体現したこのモデル。その静けさを崩すことなく、レッドゴールドケースに調和するストラップとして仕立てたのが、今回の一本です。


素材には、奥行きある墨染クロコダイルを使用

墨染クロコの質感とレッドゴールドケースのコントラストが映えるカット

表材には、自然な濃淡が美しい墨染クロコダイルを採用。光沢を抑えたマットな質感は、ベンタブラックの文字盤とも調和し、時計全体の統一感を高めています。


ステッチは、落ち着きあるブラウンを選定

ブラウンステッチが見える角度からのディテール写真

ステッチには、あえて主張を抑えたブラウンカラーを採用。レッドゴールドケースとのつながりを意識した色味で、全体の印象を柔らかくまとめています。


弓カン仕様で、ケースに沿う一体感

ラグ部分が自然に沿う弓カン仕様の仕上がり

ラグ側は、ケースにフィットする弓カン仕様。曲線を描くモーザーのケースに合わせ、革を立体的に仕立てています。横からの見た目も美しく、手首へのなじみも抜群です。


全体の印象と仕立てのバランス

全体の構成と腕元での装着バランスが分かるカット

一切の無駄を削ぎ落とした時計に、素材と仕立てで静かに寄り添うストラップ。モーザーの世界観を壊すことなく、手元に深みと気品を添える仕上がりとなりました。


時計の美しさを引き出す、控えめで確かな存在感。 墨染クロコとH.モーザーの相性が光る装着事例です。

松下庵
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